はじめてのインド旅行で人生観は変わるのか!?(2日目バンコクからバラナシその①)
インド旅行2日目①
2018年12月23日(日)
バンコクからバラナシへ
宿から空港へ
朝6時、目覚ましで起きました。
体調はまあまあだったのでこれなら行けるかもと思い空港に向かうことにしました。
「速攻元気」を飲み支度をして宿を出ました。
出てすぐのところでタクシーを拾いスワナプーム空港に向かいました。
なかなか飛ばす運ちゃんで30位で空港に着いたかと思います。料金は良く覚えていませんが、300バーツを渡し、お釣りは取っておいてもらいました。
初のインディゴ航空
6E98便
所要時間 3時間10分
9:10バンコクスワナプーム発
10:50バラナシ空港着
チェックインに10程並んだと思います。
パスポートを念入りにみて、インド入国のためのVISAを持っているか聞かれました。
事前に取得しておいたeVISAのプリントアウトしたものを見せたらokeyと言われ、搭乗券をくれました。
インディゴ航空もLCCであるのに荷物は20kgまで無料で預かってくれました。私の荷物は約7kg
でした。
出国ゲートへと向かいました。
スワナプーム空港はこのセキュリティチェックとイミグレーションでいつも30分以上かかる印象です。
それが当たり前だと思っていました。
でも、違う世界もあった事に5日後に気づく事なるとは思ってもいませんでした。
時間通りに搭乗が始まりました。
私は、最後に搭乗する派なので搭乗ゲートの近くの椅子に座り皆さんが飛行機に乗っていくのを見ていました。
大きな荷物を持っている客は、荷物のウェイトチェックを受けていました。おそらく機内持ち込みは7kgなのでそれ以上ある人は追加料金を徴収されるのだと思います。
私の見ていた限りでは追加徴収になった人はいませんでした。よかったです。
そして、周りを見渡し最後に機内へと行きました。
日本人は私一人でした。(多分、見た目で。)
定刻通りに出発しました。
3列3列の配列で、私の並びは私一人でしたので3席独占させていただきました。
シートベルト着用のサインが消えると3席使い横にならせてもらいゆっくりとさせていただきました。
それでも、途中吐き気が襲い、ゲロ袋を用意する場面もありました。
今まで飛行機に乗って戻したことは一度もありません。今回もセーフでした。
やはり、昨日からの体調不良が影響していたと感じました。
そしてほぼ定刻通りに到着しました。
インドへの入国
イミグレーション
eVISAで入国する人はそのに座って待っていろと言われ待っていました。
するとしばらくすると一番右のカウンターが開きそこに行くように言われました。
そして、すんなり入国が許可されました。
小さな空港でしたので荷物もすぐに出てきました。
インドルピーへの両替
そして、まずしなければいけないのがインドルピーへの両替です。
私のリサーチによると、
空港はかなりレートが悪く、さらに日本円は一万円からの両替になるといろいろなところに書いてありました。
それは冗談じゃないと思い
私が考えた作戦は
1000タイバーツをインドルピーに両替してもう作戦です。タイバーツは一番の高額紙幣が1000ルピーなので一万円を悪いレートで両替させられるよりはいいと思いました。
1000バーツが1400ルピーになりました。
レシートをもらいましたがよくわからない手数料みたいなが結構かかっている印象でした。
1,000バーツ 約3,300円
1,600ルピー 約2,400円
(携帯に入っている両替電卓の計算)
日本円からだったらどうなっていたのか気にはなります。
それか、少額なので手数料が割高になってしまったか。
空港からバラナシ市街(ゴートウォーリア チョーク)へ
バラナシ市街への移動はタクシーを使う事にしました。
話しかけてくるインド人はみんなボロうとしてくる。というのが私のリサーチの結果でしたのでとりあえず無視をしていました。
プリペイドタクシーの窓口に行くと、ブライスリストが貼ってありました。
私が行きたいゴートウォーリア チョークまで900ルピー。
なんか高いな。と思い。
先程声をかけてきた客引きに聞いてみると700ルピーだと言うので彼にお願いする事にしました。
もっとまけて欲しいとお願いしましたが、それは無理なようでした。でも、帰りは600でいいよ。と言って名刺をくれた。
700だと、念入りに確認しました。
彼が連れて行ってくれるのではなくて、車を呼びその車に乗って行きました。
街に近づくにつれ、車、リキシャ、オートリキシャ、バイク、牛、ヒト、牛とかなりカオス雰囲気が出ていて、インドに来たなという軽い興奮状態になりました。
空港から約40分でゴートウォーリア チョークに着きました。
約束通り700ルピーを支払いました。
いろいろボラれるシミュレーションをしてきたのだが、あっさり何事もなく着いてしまい、拍子抜けでした。
こんなブログも参考にさせてもらいました。
ゴートウォーリア チョークからサンタナへ
タクシー(普通の乗用車)から降りるとすぐに声をかけられました。
彼は「どこに泊まるの?」
私 「サンタナです。」
彼 「案内してあげるよ。」
私 「自分で行けるから大丈夫。ノーサンキュー。」
彼 「大丈夫。お金はいらないよ。」
と言い勝手に案内を始めました。インドは何回めだ?一人で来たのか?家族はいるの?など質問ぜめにあいながら歩く事5分くらいで宿の近くに来ました。
私 「ありがとう。バイバイ。」
彼 「店をやっているから見に来て欲しい。」
私 「別に買うものがないから行かないよ。」
彼 「見るだけでいいから来て欲しい。買わなくていい。」
案内してもらった手前もあるし見るだけならと思い。
私 「わかった。見るだけなら。」
「ここから近いんですか?」
彼 「近い。歩いて10分くらい。」
全然近くないと思ったが一時間後にこの場所で会う事を約束して、宿にチェックインをしに行きました。
サンタナ バラナシ
バラナシでは有名な日本人宿です。
事前に予約済みでした。
日本人のスタッフがチェックインの手続きをし、館内の説明を一通りしてくれました。
二階建て+屋上。という感じですかね。
私が3泊お世話になったベッドです。
個室、専用シャワー、トイレ付きで
1泊600ルピー。(朝食付き)
枕元にコンセントがあり、具合が良かったです。
荷物を整理し、少し横になりさっきの彼との約束を果たすために待ち合わせ場所に向かいました。
約束の場所に10分前に着きましてが彼はまだいません。
目の前のヨガ道場の人に声をかけられ、見学もしました。
日本人の利用した人の感想を書いたノート見せてもらいました。
みんなとても良かったという感想でした。
時間があったらまた来ると言い、出ました。
約束の時間ピッタリに彼は来ました。
そして、約10分歩いて彼の店に着きました。
案内人の店で買い物
彼が案内してくれた店は、お土産やみたいな感じで、布がたくさん置いてありました。
案内されて来なければ普通の観光客は絶対に来ない場所だと思いました。
靴を脱ぎ、マットレスが引いてあるこあがりにあがり彼の説明を聞きました。
そして、彼の弟という人がお茶を出してくれました。
そして彼の説明によると
・観光客と地元インド人相手に商売している。
・4世代続いている信頼できる店だ。
・インド人も仕入れにくるから安い。
・シルクにカシミヤ、パシュミナの布に、服はクルト、ダボダボズボンが置いてある。
・安い。この店に来てラッキーだ。
・カードも使える。
そして
彼 「何が欲しい。」
私 「何も欲しくないです。」
彼 「見るだけ見て欲しい。買わなくていい。そして、うちは安い。」
私 「わかった。」
そして彼は、シルクのストールみたいなものを2まい出して、本物と偽物の見分け方を教えてくれました。
見た目、触り心地はほとんど代わりにありませんでした。
その見分け方とは
布の端に、ライターで火をつけて臭いを嗅ぐという方法でした。
本物のシルクは燃やすと髪の毛を燃やした臭いがする。
偽物を燃やすとプラスチックを燃やした臭いがする。
実際に、二枚とも火をつけてみると、彼の言った通りでした。
本物は髪の毛を燃やしたような臭いがしました。
そして、綺麗に畳んである布を一枚づつ広げては、「どうだ、いいだろ、欲しいか?」と言う感じです。
「どうもこうもないんだけど…」と思いながら、10枚ぐらい広げたところで
私 「1枚いくらですか?」
彼 「4,000ルピーだ。」
私 「全然安くないよ。むしろ高いじゃん。」
彼 「うちのは本物で他所とはモノが違う。だから安い。」
私 「欲しくない。買わない。」
それでも、まだ布を広げて見せてこようとしてきたので
私 「買う気は無い。
広げて見せてもらうのは悪いし、大変だからもうやめてくれ」
彼 「それでも気に入ったのがあるかもしれない。」
そんな調子で布を広げて続けるので
私 「ダボダボズボンを見せてくれ。」
待ってました。と言わんばかりに張り切ってズボンの束を奥から持ってきて、また1枚づつ広げ始めました。
私 「1枚いくらですか?」
彼 「1,000ルピー。」
私 「いらない。
タイやカンボジアで1枚だいたい5ドルくらいで買える。高い。」
彼 「うちのはモノが違う。麻で作ってある。そっちは多分、綿だ。」
と言われ、確かにそんな気もしてきてしまった。
でも買う気は無かった。
私 「子供用はありますか?」
彼 「ある。何才だ?」
私 「5才です。」
彼 「待ってくれ。持ってくる。」
彼が、彼の弟に何やら話をしてその弟君が取りに行くことになりました。
インド人もこの店に仕入れにくるんじゃ無かったんかい!?と思いながら待ちました。
「遅いからもう帰る。」「もうちょっと待ってくれ。すぐ来る。」というやり取りを3回ぐらいしていると弟君が戻ってきました。その間10分ぐらい。
子供用を見せてもらうと可愛くて買ってもいいなと思い。値段を聞きました。
彼 「800」
私 「高い。全然安くない。あなたは、うちは安いって言っていのに、全然安くない。むしろ、高い。」
彼 「いくらなら買う?」
私 「大人用が500で子供用が250。」
彼 「わかった。それでいい。」
あっさりオッケー。
しまった。高く言いすぎた。
私 「でもいらない。理由は欲しくないから。」
そう言い。帰ろうとすると、
彼 「買ってくれ!俺はこんなにハードワークをした。」
ハードワークとは布を広げる作業だと思う。確かにあれをまた綺麗に畳むのは大変だと思う。
そう思ったので、200ルピー置いて帰ろうとしたけど、お金は受け取れない。と言う。
彼 「俺はモノを売ってお金をもらうのはいいけど、ただでお金はもらえない。」
「あなたが、750で買うと言ったんだ。私が750と言ったんじゃない。」
そんなやり取りを少しして、結局750で買いました。
買わないで帰ってくることも全然出来たが、遠くまで子供用のズボンを取りに言ってもらったりと、何か悪いと思って買ってしまいました。
その店の帰り、同じようなズボンを扱っているお店を覗いてみましたが、やっぱり割高な買い物をしていました。
大人用のズボン300
子供用のズボン200
ぐらいでした。
最初の言い値で買っていなくて良かったです。勉強代だと思うより仕方ないです。
その②へ続きます。
読んでいただきありがとうございます。